皮膚科や発毛専門クリニックでは、抜け毛や薄毛、脱毛症用の薬が処方されます。専門医が処方したからといって、それらのお薬が本当に自分に合ったものなのでしょうか?そんなお薬の特徴や効き目があらわれる期間、保険が適用されるのか、などの諸々を調べてみました。
皮膚科などで処方される薬には、『フィナステリド』と『ミノキシジル』の二種類があります。
『フィナステリド』は、元々前立腺肥大の治療薬として開発されたもの。その後発毛に効果があることが認められ1997年に治療薬として認可されました。抜け毛の原因である男性ホルモンのテストステロンが、5αリアクターゼという酵素が作用することでジヒドロテストステロン(DHT)に変化するのを防ぐ薬で、主に男性型脱毛症(AGA)に使用されます。(女性には使用できない)世界でもその実績が認められ、使用している国は世界60ヶ国以上とされています。日本では、『プロペシア』という名前で万有製薬が販売しています。
効果も、長期の使用中においては、抜け毛が減り、髪の質も改善されるなどの良い結果が出ていますが、この『プロペシア』は医師の処方が必要です。しかも、保険適応外なので、当然患者側の負担は大きいですし、効果が現れるのには6ヶ月の連日服用が必要なのです。また、副作用も報告されていて、肝機能障害、ED・勃起不全や性欲減退などが挙げられます。
『ミノキシジル』は、血管拡張剤の一つで、頭皮の血行を改善する効果があり脱毛症を改善する外用薬です。男女関係なく使用でき、薬局に行けば誰にでも手に入れられます。日本では、大正製薬が『リアップD』や『リアップレディ』を発売しています。使用方法は、頭皮に塗るだけなのですが、病院では、先ほどの『プロペシア』との併用でかなりの効果が得られます。しかし、こちらも副作用があり、頭皮の痒みやアレルギー反応、低血圧や赤ら顔になることが挙げられます。また、『ミノキシジル』の使用を途中でやめてしまいますと再び脱毛が起こります。
副作用の可能性を考えると安心して飲むことが出来ませんし、保険適応外で長期使用しなければ効果が得られなかったりします。そうすると金額の負担も相当なものになります。